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現場での業務やキャリアアップで役立つ実務者研修とは

介護車

実務者研修の具体的な内容とは

実務者研修で学ぶ内容は多岐にわたります。具体的には社会福祉制度・介護技術やその過程・医療や障害などです。介護と医療との関係をより密接に学べる内容となっています。そして注目すべき内容として、たんの吸引・経管栄養の方法が挙げられます。今まではこれらの行為は医療行為として医師や看護師に認められてきました。実務者研修ではこれらの行為について学べ、実践に役立てることができるのです。

医者

キャリアアップにも役立ちます

実務者研修の研修を受けることで、基本的な介護能力が高まります。一方研修時間が450時間と長めに設定されていますが、その分実務経験だけでは修得できないような知識や技術を学ぶことができます。介護実務経験者にとっては、これまで実地でやってきたことを振り返る機会にもなります。現時点での自身の技術を再確認することで、今後のキャリアアップにも役立つでしょう。そして国家資格である介護福祉士の資格を取得するために、実務者研修は欠かせないものとなっています。

現場で役立つ理由とは

食事

介護ニーズに応えられる技術が学べる

高齢化が進む中で、介護に対するニーズが高まっています。特にたん吸引や経管栄養は、現場で強く要望されている技術です。実務者研修ではこれらもカリキュラムに含まれているため、介護ニーズに応えられる技術が学べます。

認知症に対する理解が深まる

認知症患者が増えている現在では、認知症に対する深い理解が求められています。実務者研修では、認知症についての学術的な知識を学びます。それによって認知症に対する理解が高まり、現場でより適した対応が取れるようになります。

介護福祉士として必要な知識や技術が学べる

実務者研修は、介護福祉士になるためのキャリアアップ的存在です。コミュニケーション技術や生活支援技術、心や体のしくみなど、専門的かつ実践的な知識や技術を身につけられます。介護現場で役立つ総合的な知識や技術を習得することができます。